文化・教育施設

横浜市立箕輪小学校

2020年

神奈川県

箕輪小学校は日吉駅と綱島駅の中間に位置する箕輪町2丁目再開発地区の一角に令和初の新設校として計画されました。
設計にあたっては小学校が環境施策を重視するエリア内にあり、これからの再開発エリアに住まう児童を受け持つ大規模校であることを鑑み

①環境に配慮した学校づくり
②コンパクトな平面計画と明快な動線計画 の2点を大きな軸として提案と工夫をしました。

①については 日射遮蔽を兼ねたバルコニーの設置 光庭と吹抜等を組み合せた自然通風 校舎の断熱化 複層ガラスサッシの採用 各教室への全熱交換器の採用 屋上緑化 中水・雨水利用 などを行い、明るく快適な室内環境と省エネルギーを実現しています。
②については  屋内階段を適切に配置し行き止まりの無い回廊型の動線計画とし、スムーズな教室移動と避難動線を確保しています。
校舎と屋内運動場が一体となり様々な使い方、地域開放にも対応できます。限られた敷地でコンパクトな配置計画とし、できる限りグラウンドの面積を確保しました。