竣工したG棟は、亀田メディカルセンターの建築群に対して、旧国道128号を挟んだ北側の敷地に位置し、独立感のある建築です。既存棟とは、5階において道路上空通路でつながっています。
既存の建築群に対峙する外壁面は、既存A棟やKタワーにならった窓配置や、外装タイルにはピンク系を採用するなど、既存棟と共通要素を持つ外観デザインとしています。一方、東西の妻側外壁面は、本建築のオリジナルデザインとなっています。両妻側では、構造的にコンクリートフレームの中に一部成型セメント版を用いていますが、その構造体を手掛かりに、特に西面は独自の表情を求め、梁型とR状の柱型による彫の深いファサードを形づくっています。また東面は、南北面からのつながりの中にグリッドデザインを組み合わせています。
インテリアにおいては、海辺のロケーションを生かした建築として病院全体に共通する人や自然をテーマとしたデザインモチーフによって、色彩計画やサイン計画を行いました。
MEDICAL WELFARE FACILITYS
亀田総合病院G棟
建築主
社会福祉法人鉄蕉会
用途
病院
敷地面積
8,593.50 ㎡
延床面積
7,582.45 ㎡
所在地
千葉県鴨川市
竣工年
2022
建築面積
1,593.36 ㎡
構造・規模
RC造一部S造・地上7階
建築主
社会福祉法人鉄蕉会
用途
病院
敷地面積
8,593.50 ㎡
延床面積
7,582.45 ㎡
所在地
千葉県鴨川市
竣工年
2022
建築面積
1,593.36 ㎡
構造・規模
RC造一部S造・地上7階