医療・福祉施設

特別養護老人ホーム あけみ苑

2018年

埼玉県

高低差のある敷地の為、1階部分のレベルを下げて周囲への圧迫感を解消しつつ、1階への道路側からの採光にも配慮した。ホール空間はラウンジや地域交流ホールと一体となる開放感のある空間とし、利用者やそのご家族のみならず、周囲の方々も気軽に利用できる、地域の福祉拠点となりうる施設となるよう計画した。                                        外観の特徴は、メインアプローチ側に、来館者を迎え入れるよう大きな庇と特徴的な妻壁を配置したデザインとなっている。アースカラーを基調とした色彩計画の中に、法人様のキーカラーをアクセントで配することで、重厚感を持たせつつも周囲の景観に美しく調和する施設を目指した。                             2、3階内部は、利用者の生活空間となる共同生活室を極力外部に設けると共に、木調をベースとした優しい色合いとすることで、明るく開放的な環境とした。