医療・福祉施設

特別養護老人ホーム マナーハウス麻溝台

2017年

神奈川県

マナーハウス(中世ヨーロッパの荘園領主の邸宅)の名に因み、周囲に畑が多い環境を農村に見立て、落ち着いた色調とかっちりとしたフォルムにより、クラシカルで重厚感のある外観デザインとする。
1フロア6ユニットの各ユニットレイアウトを外観形状に結びつけ、細長い外形をユニット数と同数の3ブロックに分節、かつ、RC打放しのリブ壁により外観に表情とリズムを与える。
エントランスホールからEVホール至る間に地域交流スペースを設けることで、一体的な広い空間を確保。
外観デザインと共通のモティーフ・手法を取り入れる 広い空間を確保。
「反復するリズム」   → リピートにより空間にリズムを与える
「アンジュレーション」  → 起伏や、出入り、奥行きを創り、空間に変化を与える
共同生活室だけでなく、建物内部各所に設けた外部吹抜けは、建物内部へ自然的要素を取り入れるだけでなく、その周囲にカーテンウォールを採用するなどし、空間的な広がりに寄与するよう配慮。