医療・福祉施設

特別養護老人ホーム カーサ川口

2020年

埼玉県

かつて植木産業で栄えた川口市安行の程近くに残る、不整形な緩い斜面地に建つ福祉施設である。
【白い構造フレーム=居住エリア】と【黒い低層ボリューム=共用エリア】を対比させる構成とすることで、施設の在り方を表現する建築構成を目指した。
ファサードだけでなくインテリアにも外装材を踏襲し、対比を強調した空間づくりを行っている。
また、低層ボリュームには人々の賑わいが生まれる地域交流スペースを計画し、居住エリアの構造フレームから外すことで、階高に縛られない開放的な空間を獲得した。